カットバ島トラベルガイド
カットバ島のベトハイ村:行き方・サイクリング・トレッキング
カットバ国立公園の谷間にあるベトハイ村へは、ボートか森の道を歩いてしか行けません。行き方と村での過ごし方をご紹介します。

にぎわいを増すカットバ島にあって、ベトハイ村はカットバ国立公園の谷間でひっそりと時を刻んでいます。まわりにあるのは田んぼと森に覆われた石灰岩の山、そして鳥のさえずりだけ。村はどこにあるのか、ボートで行くか森を歩くか、着いたら何をするのか。カットバ島(Cat Ba、Catbaとも表記)でゆったりとした一日を過ごしたい方に、カットバ島観光に役立つ情報をまとめました。
2026年10月更新。料金、船の時刻、営業時間は、季節や管理当局の決定により変更される場合があります。
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1. ベトハイ村はどこにある?
ベトハイ村は、ハイフォン市カットハイ特別区、カットバ国立公園のほぼ中央の谷間にあり、原生林に覆われた石灰岩の山々に四方を囲まれています。村の前にはランハ湾の海が、背後には森の稜線がいくつも連なっています。
カットバの町と村を結ぶ車道はありません。村へ行く方法は、湾をボートで渡るか、国立公園を歩いて抜けるかの2つだけ。この隔絶された立地こそが、人気の島にありながらベトハイが静けさを保ってきた理由です。
2. 村の魅力は?
Dai Bieu Nhan Dan紙とVnEconomyの記事によると、ベトハイの居住エリアは約141ヘクタールで、2025年には約87世帯、300人近くが暮らしていました。村人の多くは農業と漁業で生計を立てており、近年はコミュニティツーリズムを始める家庭も増えています。
村の歴史は100年以上。嵐に遭った漁師たちがこの入り江に避難し、真水を見つけてそのまま住みついたのが始まりと伝えられています。今もベトハイには森の中の農村らしいのんびりとした空気が流れ、主な移動手段は自転車と電動カートです。
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3. ベトハイ村への行き方は?
3.1. ベンベオ港からボートで
ベトハイ村へ行くいちばん一般的で手軽な方法は、ベンベオ港からのボートです。船によって所要時間は約30~45分で、途中でカイベオ漁村や、翡翠色に輝くランハ湾の入り江を通ります。
ランハ湾クルーズや日帰りツアーの多くがベトハイに立ち寄るほか、グループなら船を貸し切ることもできます。乗船前に料金と迎えの時間を決め、観光料金が含まれているかを確認しましょう。2026年1月1日から適用されているハイフォン市の料金表では、ランハ湾ルートは大人120,000ドン、6歳以上の子ども60,000ドンで、6歳未満は無料です。
3.2. 森を歩くトレッキングで
歩きごたえのある道がお好きなら、カットバ国立公園を抜けてベトハイへ向かうトレッキングは忘れられない体験になります。全長は約10~12キロで、通常6~7時間かかります。国立公園で最も難しいトレッキングコースがあるカエル湖(Ao Ech)周辺を通り、その先は岩の多い森の道が続き、急で滑りやすい箇所もあります。
早めに出発し、地元のガイドと一緒に歩き、水と軽食を多めに持っていきましょう。おすすめは、歩いて村に入り、昼食をとって休んだあと、ボートでランハ湾を渡ってベンベオ港へ戻る方法です。帰りに脚を休められます。トレッキングには国立公園のチケットも必要です。チケットはルートごとの料金で、別途の入場券はありません。2026年は全ルート共通券が大人160,000ドン・子ども80,000ドン、単一ルートは80,000~120,000ドンなので、歩くコースにどのチケットが必要かガイドに確認してください。
4. ベトハイの船着き場から村までは?
ベトハイの船着き場から村までは、2つの崖の間を縫う道を約5キロ進みます。空気をきれいに保つため、主な移動手段は自転車と電動カートです。
- 自転車:いちばんのんびりできる方法です。森や田んぼの間を走り、好きなところで止まって写真を撮れます。
- 電動カート:ご年配の方や小さなお子さま連れのご家族、とても暑い日に向いています。
- 徒歩:時間はかかりますが、森の空気を全身で感じられます。歩き慣れた方におすすめです。
自転車やカートのレンタル料金は季節によって変わることがあるので、出発前に船着き場でお尋ねください。
5. ベトハイで何ができる?
ベトハイでは急がないことがいちばん。ゆっくり過ごすための場所で、楽しみ方はシンプルです。
- 谷間に広がる鮮やかな緑の田んぼを眺めながらサイクリング。
- 飲み物を片手に村の人と言葉を交わし、地元の家庭が作る素朴な家庭料理の昼食を味わう。
- ホームステイに一泊して、夜の虫の声と満天の星を楽しむ。宿泊を受け入れている家は数軒だけなので、早めの予約を。
- 機会があれば、村の人と一緒に船に乗ったり釣りをしたりする。
- 行き帰りにランハ湾のボートツアーを組み合わせる。
途中でカヤックを楽しみたいとお考えの方はご注意ください。地元当局は2024年11月15日にカットバ島周辺の湾でのカヤックを停止し、2025年11月27日にその停止を延長しました。代わりに竹舟の体験を用意している船もあるため、予約前にご希望の日に何ができるかを船の運航会社に確認しましょう。カヤックは再開された場合にのみ楽しめます。
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6. ベトハイを訪れるベストシーズンは?
ベトハイを最も快適に楽しめるのは秋と春です。空気が涼しく日差しもやわらかいので、サイクリングやトレッキングに向いています。10月から4月は、村を訪れる海外からの旅行者が最も多い時期でもあります。
夏のカットバ島も楽しめますが、暑さを避けるため早めに出発しましょう。7月と8月は波が高くなることがあるので、ボートに乗る前に天気予報を確認してください。
7. ベトハイ村を巡る日帰りモデルコース
ベトハイとランハ湾を組み合わせた一日のプランです。
- 7:30:町で朝食をとり、ベンベオ港へ。
- 8:00:乗船。途中でカイベオ漁村とランハ湾の景色を楽しみます。
- 8:45:ベトハイの船着き場に到着。自転車か電動カートを借りて村へ向かいます。
- 9:30:田んぼや民家の間を通り、自転車で村をひと巡り。
- 11:30:村で素朴な昼食をとり、木陰でひと休み。
- 13:30:船着き場に戻り、ランハ湾のボートツアーを続けます。
- 16:00:ベンベオ港に戻り、ホテルでシャワーを浴びてゆっくり休みます。
実際の時間は天候や船の運航予定によって変わるので、事前にツアー会社に確認しておきましょう。
8. 訪れる前に知っておきたいこと
ベトハイを存分に楽しみ、そこに暮らす人々を尊重するために、次の点を心にとめておいてください。
- スニーカーと帽子を身につけ、日焼け止めと虫よけを持っていきましょう。
- 村は国立公園の中にあります。清潔に保ち、植物を摘まず、ごみは持ち帰りましょう。
- 人や家を撮影するときは、ひと声かけてからにしましょう。
- 村のサービスは簡素なので、現金を持っていきましょう。
- トレッキングをするときは一人で行かず、ルートと予定時間を誰かに伝えておきましょう。
9. ベトハイ村のよくある質問
ベトハイ村へは車で行けますか?
いいえ。ランハ湾をボートで渡るか、カットバ国立公園を歩いて抜けるかのどちらかでしか行けません。
ベンベオ港からベトハイまでボートでどれくらいかかりますか?
船によって約30~45分です。ベトハイの船着き場から村までは、さらに約5キロを自転車、電動カート、または徒歩で進みます。
ベトハイ村へのトレッキングは難しいですか?
かなり歩きごたえがあります。全長約10~12キロで6~7時間かかり、急で岩の多い区間も多いので、ガイドと一緒に歩きましょう。
ベトハイに泊まる価値はありますか?
森の静けさを存分に味わいたいなら、泊まる価値は十分にあります。村のホームステイは数軒だけなので、早めにご予約ください。
自転車から眺める田んぼ、谷に響く鳥の声、そしてランハ湾を渡る帰りの船。ベトハイ村では、カットバ島観光のもうひとつの顔である、ゆっくりと素朴な時間に出会えます。ボートやガイドを早めに手配して朝早く出発すれば、島の森の奥で穏やかな一日を過ごせるでしょう。
カットコ1・2ビーチに面したFlamingo Cat Ba Sea & Sand Resortまでは、ベンベオ港から車で約7分です。海を望む屋外プールCharm Poolで汗を流したら、夕暮れどきに11~12階のCau May Sky Walkを散策し、刻々と色を変える山と海をお楽しみください。森と海を満喫した一日の締めくくりには、Seaタワー1階のSea Restaurantでベトナム料理と海鮮をご堪能いただけます。
Flamingo Cat Ba Sea & Sand Resortのご案内:
写真:Jakub Hałun、Wikimedia Commons、CC BY 4.0



